Monday, August 7, 2017

Lacing spokes 2

先日依頼された1958年TR6のリアホイールに続いて
フロントにもボラーニを組みました。

このハブのスポークパターンがちょいと特殊で、
このパターンのボラーニを探すのはハッキリ言って無理なんじゃなかと思っていたんだけども、
あまりにも幸運な事に、オーナーがこのパターンに近いリムをゲットすることに成功。

しかも、まさかの新品!

羨ましすぎる。


 スポーク穴は小さかったので、ドリルで少々大きくしました。
穴径は少しずつ慎重に大きくしていったので、40穴X3回コースです。

その後、スポークを組み、
振れ取りと、リムのオフセット量を確認しながらニップルにトルクをかけていく。

最後に40個のニップルはすべてトルク管理をして終了。



入れ替え完了!

どがっこいい。

このシングルリーディングの58年純正フルハブにボラーニを組むなんて
あまりにもハイセンスすぎて脱帽を禁じ得ない。

ここまでくると、2リーディングや大径ダブルパネル、
ディスクブレーキなんかはもはや時代遅れではないかと思ってしまうのです。

(終)

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